【必ず知っていてほしい】本当の『やりたいこと』がわからない人へ。まず最初にやるべき1つのこと

コーチング

「自分のやりたいことがわからないんです」

これは、僕がコーチングをしている中で最も多く聞く言葉のひとつです。
仕事にやりがいを感じられない。今の人生、このままでいいのかな?とモヤモヤする。
だけど、何がしたいのかはっきりわからない——。

そんな状態にある方へ、今日はまず最初にやってほしい「たった1つのこと」をお伝えします。
このステップを踏むだけで、「やりたいこと」のヒントがぐっと近づいてきます。


「やりたいこと」は、考えても見つからない

意外に思われるかもしれませんが、
「やりたいことは、考えて見つけるものではない」
というのが心理学や認知科学の見地からも支持されています。

人の脳は、実は“未来の自分”を正確にイメージするのがとても苦手です。
ハーバード大学の研究によれば、人は未来について想像するとき、過去の記憶や体験を元にする傾向があるといいます。

つまり、今の自分にとっての「やりたいこと」しか想像できないということ。

そして多くの人は、その「今の自分」が、

  • 思考のクセ
  • 自己イメージ
  • 過去の経験

に縛られている状態にあります。

これでは、本当に心が求めているものにアクセスするのは難しいのです。


まず最初にやるべき「たった1つのこと」

では、どうすれば本当にやりたいことに近づけるのでしょうか?

最初にやるべきことは、

「自分の内側から出てくる“違和感”に気づくこと」です。

違和感は、心のコンパス

たとえば…

  • 朝、会社に行くのがしんどい
  • 友達との会話に無理して合わせている気がする
  • SNSを見たあと、どっと疲れる
  • 「いい人」でいようとして、自分を押し殺している感じがする

こうした日常の“なんとなく嫌な感じ”は、
あなたの心が「本当の自分じゃないよ」と教えてくれているサインです。

この違和感を無視して、いきなり「やりたいことは何?」と頭で考えても、
余計にわからなくなってしまうのです。


心の声をキャッチする3つのステップ

違和感に気づくには、以下の3ステップを試してみてください。

1. 「今、何を感じてる?」と自分に問いかける

感情は、思考よりも正直です。
まずは1日3回、ふとした瞬間にこう問いかけてみましょう。

「今、自分はどんな感情を感じてる?」

書き出してみるのもおすすめです。

現代では多くの人が自分が思っている以上に感情を見過ごしています。
シンプルなワークですが、これはぜひ取り入れていただきたいです。

2. 違和感に「OK」を出す

「こんなこと感じちゃダメ」と否定せず、
「そう感じてるんだね」と受け止めてあげるだけでOKです。

心は、受け止めてもらえることで安心し、本音を見せてくれるようになります。

3. 違和感の先にある「本音」に耳を傾ける

たとえば…

  • 「会社に行くのがしんどい」
     → もっと自由な働き方を望んでいるのかも
  • 「SNSを見たあと疲れる」
     → 自分のペースでのんびり生きたいのかも

違和感の裏には、あなたが本当に望んでいる生き方のヒントが隠れています。


やりたいことは「見つける」ものではなく「育てる」もの

ここで、ぜひ覚えておいてほしい大切なことがあります。

やりたいことは、“考えて見つける”ものではなく、“気づいて育てる”もの。

違和感を感じ、本音に気づき、
「これ、やってみたいかも」という小さな芽を大切にしていく——。

そのプロセスの中で、やりたいことは自然と明確になっていきます。

焦らなくて大丈夫です。
まずは、自分の心の声に耳を傾けるところから始めましょう!

今後も今回の内容を前提とした上で、さらに自分らしく生きるためのヒントを発信していきますのでお楽しみに!

ということで、今回もお読みいただきありがとうございましたー!

🔸プロフィール🔸
・年齢:28歳
・出身:福岡県
・経歴:経済学部卒→(株)LIXILグループ toC営業5年半(年間全国1位達成/約80支社中 )→音楽アーティストを目指しながらフリーランスでメンタルコーチとして活動
・趣味:アカペラ(歌)、サイクリング、テニス、温泉、旅行、人と話すこと

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